【解決事例】親から住んでいる土地の贈与を受けたケース
- 公開日:2026/07/02
- 最終更新日:2026/07/02
相談の背景
A 様は、お父様が所有する土地の上に自宅を建築し、ご家族とともに長年生活されていました。建物は A 様名義でしたが、土地はお父様名義のままとなっており、「このまま相続になった場合、手続きが複雑になるのではないか」「今のうちに名義を変更した方がよいのではないか」と不安を感じていました。
そんな中、高齢となったお父様から「元気なうちに土地を引き継いでおきたい」との希望があり、生前贈与による名義変更を検討することになりました。
しかし、A 様は「贈与にはどのような手続きが必要なのか分からない」「「贈与税の申告も自分でできるのか心配」といった疑問を抱えており、何から手をつけたらいいのか分からない状況でした。
また、お父様も高齢であったため、できるだけ負担を抑えながら手続きを進めたいとのことで弊所へご相談いただきました。
弊所からの提案
まずは対象不動産の登記情報や名寄帳を取得し、土地の権利関係や評価額を確認しました。その結果、土地はお父様の単独名義であり、贈与による所有権移転登記を問題なく進められることを確認しました。
一方で、不動産の生前贈与では、登記手続きだけではなく、贈与税の申告が必要になる場合があります。特に土地は評価額が高額になることも多く、事前に税負担を把握しておくことが重要です。弊所では、提携する税理士をご紹介し、贈与税の試算を実施しました。
税額や利用できる制度について事前に確認したうえで、ご家族にも十分ご納得いただいた後に手続きを進めることとしました。
その後、弊所では登記に必要となる住民票などの収集をサポートするとともに、贈与契約書の作成、法務局への登記申請を行いました。登記完了後は、必要書類を提携税理士へ引き継ぎ、贈与税申告まで一貫して対応できる体制を整えました。
結果
A 様は、登記手続きから贈与税申告までを一連の流れで完了することができました。窓口を弊所に一本化したことで、司法書士と税理士へ個別に相談する手間がなくなり、ご家族の負担を大きく軽減することができました。
また、お父様が元気なうちに手続きを終えることができたため、将来の相続に対する不安も解消され、安心して財産を引き継ぐことができました。生前に名義を整理しておいたことで、今後の相続手続きも円滑に進めやすい状態となりました。
まとめ
不動産の生前贈与は、所有権移転登記だけでなく、贈与税や将来の相続を見据えた税務面の検討も重要になります。ご家族の状況によっては、生前贈与が適している場合もあれば、相続まで待った方が有利となるケースもあるため、早い段階で専門家へ相談することが大切です。
今回のケースでは、弊所が窓口となり、提携税理士と連携しながら登記から税務までワンストップで対応したことで、ご家族の負担を最小限に抑えつつ、円滑な財産承継を実現することができました。
弊所では、お客様一人ひとりの状況に応じた最適なご提案を行い、安心して手続きを進められる体制を整えています。生前贈与や生前対策についてご不安な点がありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
また、まとめサイト等への無断引用を厳禁いたします。
この記事を担当した司法書士

司法書士法人クオーレ
代表
鈴田 祐三
- 保有資格
司法書士・行政書士・宅地建物取引士
- 専門分野
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相続・遺言・生前対策・不動産売買
- 経歴
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立命館大卒。平成13年司法書士試験合格。平成19年に鈴田司法書 士事務所を開設。平成27年に司法書士法人クオーレを立ち上げ、 代表を務める。事務所開設以来、多数の相続の相談を受けており累 計相談件数1,400件以上の実績から相談者からの信頼も厚い。






















































