名古屋で相続手続きや遺言の専門家による無料相談なら

運営行政書士法人 相続の窓口
司法書士法人クオーレ
名城線大曽根駅より徒歩3分 桜通線桜山駅より徒歩1分 面談予約はこちら
面談予約はこちら 無料相談受付中
0120-7584-02
受付時間 平日9:00〜18:00 土日・祝10:00〜17:00
※お電話やメールのみでのご相談は受付しておりません。
原則ご面談をさせていただいております。

遺産の分類と相続方法 | 相続の窓口

遺産には、
不動産や金融資産といったプラスの財産だけでなく、借金というようなマイナスの財産も含まれます。
その他に遺産とはならない財産もありますから、相続財産を明らかにしなければ、遺産分割の協議をすることもできません。

プラスの財産

■不動産(土地・建物)
宅地、居宅、農地、店舗、貸地など

■不動産上の権利
借地権、借家権、地上権、定期借地権など

■金融資産
現金、預貯金、有価証券、小切手、株式、国債、社債。債権、貸付金、売掛金、手形債権など

■動産
車、家財、美術品、骨董品、宝石、貴金属、ペットなど

■その他
ゴルフ会員権、著作権、特許権など

マイナスの財産

■借金
借入金、買掛金、手形債務、振出小切手など

■公租公課
未払の所得税・住民税・固定資産税

■保証債務
会社名義の借入について信用保証(根保証)など

■その他
未払費用、未払利息、未払の医療費、預かり敷金など

遺産に該当しないもの

以下の財産は遺産とはなりませんから相続の対象外です。

■生活保護受給権

■身元保証債務

■扶養請求権

■死亡退職金

■受取人指定のある生命保険金

■墓地、霊廟、仏壇・仏具、神具など祭祀に関するもの

などがあります。

遺産の評価と時期、評価方法

遺産の内容が判明したら、その値段を出さなければなりません。これを「遺産の評価」と言います。
この遺産の評価が問題になるのは、3つの場面です。

1)遺産分割協議をするときには、遺産分割協議をする時点で評価します。
2)相続人の中に特別受益や寄与分がある人がいる場合、それらを「相続開始時」の値段で評価します。
3)相続税の計算は,基本的に「相続開始時」で評価します。

相続税の計算は、「財産評価基本通達」で細かく決まっています。

例えば「まっさらな宅地」の場合は、路線価があれば路線価、路線価のない土地は固定資産税評価額に国が決めた倍数を掛けた額というように決まっています。

相続税については、相続に詳しい税理士、不動産鑑定士に相談する必要がありますので、適切な専門家を当事務所でご紹介させていただきます。

遺産相続の仕方

ここまで、誰が(相続人)何を(遺産)受け継ぐかをみてきましたが、どう受け継ぐか(相続の方法)を確認しましょう。

相続の方法には、単純承認・相続放棄・限定承認の3つしかありません。

単純承認

すべての遺産をそのまま相続する選択です。一定の期間(熟慮期間)が経過したり、遺産の一部や全部を処分したりすると単純承認したものとみなされます。
他の相続方法を選択してもその後に相続財産の全部または一部を隠匿したり、ひそかにこれを消費したり、またはわざと財産目録に記載をしなかったときは、やはり単純承認したものとみなされます。

相続放棄

遺産の一切を受け継がないという選択です。
相続放棄をすると、その人は相続の始めから相続人でなかったものとみなされます。
プラスの財産よりもマイナスの財産の方が多く、相続することで負債を抱え込む事態になる場合に選択される方法です。

「自己の為に相続が開始したことを知った日」から3ヶ月以内に、家庭裁判所に対して相続放棄の申立をしなければなりません。

限定承認

プラスの財産よりもマイナスの財産が多い場合に、相続したプラスの財産の限度でマイナスの財産を受け継ぐという選択です。 
例えば、相続人が家業を受け継いで再建を目指したいという想いがある場合に、限定承認を行い家業の立て直しを計るというケースです。
「相続が開始されたことを知った日」から3ヶ月以内に家庭裁判所に対して限定承認の申立をします。

この手続なら負債を抱え込まずに安心できるように思えますが、相続人全員が共同して申し立てなければならず、一人でも単純承認した相続人がいると申し立てが出来なくなってしまいます。

なお相続財産の使い込みや隠匿も単純承認とみなされますので、後から共同相続人の一人が遺産をごまかしていたことがわかると、
全ての負債を抱えるというリスクがあります。

「相続が開始されたことを知った日」から3ヶ月以内に家庭裁判所に対して限定承認の申立をします。

※当サイトの内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。
また、まとめサイト等への無断引用を厳禁いたします。

この記事を担当した司法書士

司法書士法人クオーレ

代表

鈴田 祐三

保有資格

司法書士・行政書士・宅地建物取引士

専門分野

相続・遺言・生前対策・不動産売買

経歴

立命館大卒。平成13年司法書士試験合格。平成19年に鈴田司法書 士事務所を開設。平成27年に司法書士法人クオーレを立ち上げ、 代表を務める。事務所開設以来、多数の相続の相談を受けており累 計相談件数1,400件以上の実績から相談者からの信頼も厚い。


サポート料金

主な相続手続きのサポートメニュー

相続登記サポート 相続手続丸ごとサポートバナー 民事信託サポートバナー 遺言作成サポートバナー

相続のご相談は当センターにお任せください

  • ご相談者様の声
  • 当事務所の解決事例

よくご覧いただくコンテンツ一覧

  • ホーム
  • 選ばれる理由
  • 事務所紹介
  • スタッフ紹介
  • 料金表
  • アクセス
  • 無料相談
  • 問い合わせ
お客様の声を大切にします
  • 相続手続き⑥

    初めてのことでしたので相談するまでは無駄な時間や労力を費やしてしまいました。 相談後は指示された書類を提出するだけでスムーズに事が運び、感謝の言葉しかありません。 また何か困ったことがありましたらクオーレさんにお願いしようかと思っておりますし、知人や友人にも紹介したいと思います。

  • 相続登記⑰

    父に続いて、2か月後に母が亡くなり、相続手続きが複雑になりました。 悩みに悩んで、クオーレさんにご相談に伺いましたが、担当いただいた船戸さんの笑顔、適切なご説明で心の重荷が解消しました。 本当にありがとうございました。

  • 相続登記⑯

  • 相続手続⑦

    担当の方には全部お仕せ致しましたので特に不安なことはなく終わるまで安心して過ごすことができました。 途中、細かい報告なども連絡頂き、有難かったです。 悩みは人それぞれの事情があって複雑だと思いますが、クオーレさんなら 一人一人に寄り添って、きちんと解決して下さると確信しております。

お客様アンケート一覧についてはこちら
当事務所の解決事例を検索する
  • 相続手続き
  • 相続登記
  • 相続放棄
  • 遺産分割
  • 預貯金解約
  • 遺言
  • 成年後見
  • 生前贈与
  • 民事信託
解決事例一覧についてはこちら
Contact
無料相談受付中!
PAGETOP