任意後見制度を利用したケース
状況
最近体調も思わしくないので、将来の財産管理等不安になり、ご相談におみえになりました。
司法書士の提案&手伝い
お話しをお聞きしたところ、ご両親もすでに他界されており、兄弟もいなかったことから推定相続人はいらっしゃらない状態でした。
今は元気だけど、将来、健康上の不安等が生じた際に、財産の管理や介護施設の手続きや病院の手続きを気軽に頼める人もおらず、不安だということでした。
そこで、私どもが任意後見人となる任意後見制度をご提案させて頂きました。
任意後見制度とは
まだしっかりと自分で判断ができるうちに、自分の判断能力が衰えてきた時に備えて、あらかじめ支援者(任意後見人)を誰にするか、将来の財産管理や身の回りのことについてその人に何を支援してもらうか、自分で決めておくことができる仕組みです。
結果
相続税対策として、生前手続きを行うことで、何百万単位で削減することができ、遺言書の作成により円満な相続手続きを行う準備をすることができました。
また、まとめサイト等への無断引用を厳禁いたします。
この記事を担当した司法書士
司法書士法人クオーレ
代表
鈴田 祐三
- 保有資格
司法書士・行政書士・宅地建物取引士
- 専門分野
-
相続・遺言・生前対策・不動産売買
- 経歴
-
立命館大卒。平成13年司法書士試験合格。平成19年に鈴田司法書 士事務所を開設。平成27年に司法書士法人クオーレを立ち上げ、 代表を務める。事務所開設以来、多数の相続の相談を受けており累 計相談件数1,400件以上の実績から相談者からの信頼も厚い。