生前対策として遺言を書いたケース①
状況
依頼人は、不動産賃貸業を営む方で資産が多く、死後に相続人間で争いが起こるのではないか、また、相続税もかなりかかるのではないかと心配なさっておいででした。
司法書士の提案&お手伝い
いくつか生前の対策をご提案したところ、遺言書を書いておくことを選択されたため、公正証書遺言として残すこと、遺留分に配慮することなどアドバイスしました。資産が多いケースですと遺言執行者も専門家を指定しておいた方が後日争いになることも少ないため、弊所でお受けすることになりました。
また、付言事項としてご自身がなぜこのような内容の遺言書を残したのか、感謝の気持ちといったという想いも残すことができることを説明さしあげました。
相続税に関しては、提携の税理士とも連携して対応いたしました。
結果
何度も打ち合わせさせていただき、ご自身のお考えのとおりの遺言書の内容とすることができ、また、付言事項としてご自分のお気持ちを残すことができ、心配事が解消されたと満足していらっしゃいました。
遺言書を書くには早すぎるということはありません。考えが変われば書き直すこともできますので、思い立ったときに書くことをお勧めします。
また、まとめサイト等への無断引用を厳禁いたします。
この記事を担当した司法書士
司法書士法人クオーレ
代表
鈴田 祐三
- 保有資格
司法書士・行政書士・宅地建物取引士
- 専門分野
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相続・遺言・生前対策・不動産売買
- 経歴
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立命館大卒。平成13年司法書士試験合格。平成19年に鈴田司法書 士事務所を開設。平成27年に司法書士法人クオーレを立ち上げ、 代表を務める。事務所開設以来、多数の相続の相談を受けており累 計相談件数1,400件以上の実績から相談者からの信頼も厚い。