【相続手続き・相続登記・遺産分割・預貯金解約】愛知県内に散らばって所有していた相続不動産を「売却して現金化できる土地」と「現金化が難しい土地」に仕分けし、将来まで考えた相続登記を行った事例(名古屋市)
1. 状況
相談者・状況
・ 相談者: 名古屋市守山区にお住まいの60代女性。被相続人は相談者の兄(独身で子がいない)。相続人は相談者を含む兄弟姉妹4名で、相談者以外の3名は愛知県内外に分散して暮らしており、日程調整が難しい状況でした。
相談内容・背景
・ 相談内容: 亡くなった兄名義の不動産が愛知県内に複数あり、土地が細かく分かれていて筆数が非常に多いことが判明しました。固定資産税の課税明細には似た地番が多数並び、相続人だけでは全体像を整理できず、相続登記の対象不動産の漏れや記載ミスを心配されていました。
2. 相続手続きの設計
・ 提案内容: 当事務所では、単に相続登記を進めるのではなく、「相続登記の完了」と「将来の処分・現金化を見据えた整理」を同時にご提案しました。まず、固定資産税課税明細や名寄帳、登記事項証明書、公図等を収集し、地番・地目・地積・評価額・所在地を一覧化して、相続人全員が同じ情報を共有できる形に整えました。そのうえで、提携先の不動産会社と協力し、各土地を「売却して現金化できる可能性が高いもの」と「現金化が難しい(または時間がかかる)もの」に仕分けしました。
・ 相続財産: 相続財産は、名古屋市内および近郊に点在する土地が中心で、筆数は20筆超。固定資産税評価額が比較的高い宅地もあれば、評価が低く利用実態がない土地も含まれていました。
・ 当事者: 相続人は兄弟姉妹4名です。当事務所が連絡窓口となり、財産一覧、仕分け結果、分割案をセットで共有し、質問対応も当事務所側で一次受けする体制を取りました。
3. 専門家に依頼するメリット
提携不動産会社と連携して「売れる土地・売れない土地」を仕分けしたことで、相続人間の話し合いが感情論から脱し、現実的な判断ができるようになりました。売却可能性が高い土地は「名義を整えたら売って現金で分ける」という方向性が見えたため、分割協議がスムーズに進みました。
4. まとめ
相続不動産が多いケースでは、「登記を終えること」だけがゴールではありません。売却できる土地は現金化して分けやすくし、売れない土地は管理・処分の方針まで決めておくことで、相続後の負担が変化します。
名古屋市周辺で、土地が多い・筆数が多くて整理できない・売却も視野に入れて相続を進めたいという方は、当事務所へお気軽にご相談ください。
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この記事を担当した司法書士

司法書士法人クオーレ
代表
鈴田 祐三
- 保有資格
司法書士・行政書士・宅地建物取引士
- 専門分野
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相続・遺言・生前対策・不動産売買
- 経歴
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立命館大卒。平成13年司法書士試験合格。平成19年に鈴田司法書 士事務所を開設。平成27年に司法書士法人クオーレを立ち上げ、 代表を務める。事務所開設以来、多数の相続の相談を受けており累 計相談件数1,400件以上の実績から相談者からの信頼も厚い。























































