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海外在住の相続人がいる場合の相続登記をしたケース ~名義人になるのは日本在住の相続人~

ご相談内容

ご相談者様

名古屋市在住のS様(60代男性)から、相続登記についてのご相談をいただきました。
S様の父親であるA様が亡くなり、相続が発生。不動産(戸建住宅)は名古屋市内にあり、長年S様が同居していたため、今後も住み続ける予定とのことでした。
相続人はS様と、アメリカ在住の妹B様の2名です。

相続のご相談内容

不動産をS様が単独で相続し、名義を自身に変更したいというご希望でしたが、妹が海外在住であるため、相続登記がスムーズに進められるのかを心配されていました。
特に以下の点で不安を感じておられました。
• 妹が海外在住でも遺産分割協議は可能なのか
• 日本での相続登記に必要な書類を、海外から用意できるのか
• 手続きにかかる時間や費用はどの程度か
このような背景のもと、当事務所がサポートすることとなりました。

司法書士からのご提案&お手伝い

① 相続関係の調査と必要書類の確認

まずは、被相続人(A様)の出生から死亡までの戸籍を収集し、相続人が誰かを確定。S様、B様の2名で間違いないことを確認しました。
次に、B様(アメリカ在住)から提出していただく必要のある書類をご案内しました。
【B様に準備していただいた主な書類】
• パスポートのコピー(本人確認用)
• 在留証明書(在外日本公館(総領事館)にて発行)
• 署名証明書(在外日本公館(総領事館)にて発行)
※これらの書類は、通常の印鑑証明や住民票の代わりとなるものです。
• 遺産分割協議書への署名+署名証明の添付

② 遺産分割協議書の作成と署名

不動産をS様が単独で相続する内容の「遺産分割協議書」を作成しました。
その後、PDFでB様にメール送付し、内容を確認。問題ないことを確認のうえ、現地で署名をしていただき、在外日本公館(総領事館)での署名証明を取得して返送していただきました。

③ 相続登記の申請

B様の必要書類がすべて整った段階で、S様からも必要書類をいただき、法務局にて相続登記を行い、無事登記手続きが完了しました。

結果と相続手続きのポイント

今回のケースでは、日本在住のS様が不動産を単独で相続し、名義変更を行いました。海外在住の相続人であるB様も、遺産分割協議に同意し、必要書類をきちんと準備していただけたため、円滑に手続きが進みました。
ポイントとしては以下の点が挙げられます。

1. 海外在住でも相続登記は可能

相続人が海外に住んでいても、法律上問題なく登記申請は可能です。日本国内に住民票や印鑑証明がない場合も、現地の公的証明書で代替できます。

2. 署名証明が印鑑証明の代わりになる

遺産分割協議書には、署名証明や在外日本公館(総領事館)による認証が必要です。現地での取得方法などは、当事務所でしっかりご案内します。

3. 国際郵送や認証手続きに時間がかかる

海外とのやり取りはどうしても時間がかかるため、早めの準備が肝心です。書類不備があると再取得になってしまうこともあるため、丁寧なチェックが重要です。

4. 司法書士によるサポートが有効

海外の制度や書式は複雑なため、相続・登記に詳しい司法書士のサポートがあると安心です。

相続の窓口からのコメント

近年、相続人の一部が海外在住というケースは増加傾向にあります。特に不動産を日本国内で相続する場合、登記手続きで「海外在住だから難しいのでは」と心配される方も多いですが、正しく準備すれば問題なく進めることが可能です。
今回のように、日本在住の相続人が不動産を相続し、名義変更を行うケースでは、他の相続人の協力(遺産分割協議や書類提供)が不可欠です。
当事務所では、海外在住の相続人とのやり取りも含めて、全面的にサポートいたします。「何から始めてよいかわからない」といった初期段階でも、お気軽にご相談ください。

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    この記事を担当した司法書士

    司法書士法人クオーレ

    代表

    鈴田 祐三

    保有資格

    司法書士・行政書士・宅地建物取引士

    専門分野

    相続・遺言・生前対策・不動産売買

    経歴

    立命館大卒。平成13年司法書士試験合格。平成19年に鈴田司法書 士事務所を開設。平成27年に司法書士法人クオーレを立ち上げ、 代表を務める。事務所開設以来、多数の相続の相談を受けており累 計相談件数1,400件以上の実績から相談者からの信頼も厚い。


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      初めてのことでしたので相談するまでは無駄な時間や労力を費やしてしまいました。 相談後は指示された書類を提出するだけでスムーズに事が運び、感謝の言葉しかありません。 また何か困ったことがありましたらクオーレさんにお願いしようかと思っておりますし、知人や友人にも紹介したいと思います。

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      父に続いて、2か月後に母が亡くなり、相続手続きが複雑になりました。 悩みに悩んで、クオーレさんにご相談に伺いましたが、担当いただいた船戸さんの笑顔、適切なご説明で心の重荷が解消しました。 本当にありがとうございました。

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