2次相続も考えた節税対策でお父様が相続放棄をし、兄弟が相続したケース
状況
依頼者のお兄様が亡くなり、妻子がいなかったため、相続権があるのは、依頼者のお父様ですが、いずれお父様の資産を受け継ぐのは依頼者様のみということでした。
司法書士の提案&手伝い
まずは、お兄様の資産を調査し、提携先税理士にて、相続税のシミュレーションを行いました。
お父様も十分な資産をお持ちであり、お兄様の遺産もできれば依頼者に承継させたいとのご意向であったこと、2次相続まで考えると、依頼者が相続人として承継したほうが節税になることから、お父様の相続放棄をご提案させて頂きました。
結果
お父様の相続放棄の書類作成サポートを行い、相続放棄が受理された後、依頼者を相続人として、相続手続きを進めました。
それぞれのご家族の状況に適したご提案をさせて頂くことで、節税にもなった事案でした。
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この記事を担当した司法書士
司法書士法人クオーレ
相続部門長
船戸 ゆい
- 保有資格
司法書士・相続手続カウンセラー・エンディングノート書き方セミ ナー講師
- 専門分野
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相続・不動産登記・後見
- 経歴
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南山大卒。名古屋市内の司法書士事務所に勤務中、平成24年度司法 書士試験合格。平成25年に鈴田司法書士事務所へ入社。平成27年鈴 田司法書士事務所の法人化により司法書士法人クオーレの社員とな る。相続に関する複数資格を保有していることから、相続に関する さまざまな悩みに対して最適な相続サポートを提案。多数の相談実 績を誇る。また、相続の相談件数1,400件以上の経験から相談者か らの信頼も厚い。